ゴルフコースにあるハザードの一種で、フェアウェイを横切るように配置された砂地のことを クロスバンカー と言います。
(ちなみに、グリーン周りにあるバンカーは、ガードバンカーと言います。)
クロスバンカーは、ティーショットの飛距離や方向に影響を与える重要な要素です。
みなさんもご存じの通り、クロスバンカーに入ってしまうと、グリーンまでの距離が残っていることが多く、脱出するのが難しくなります。
クロスバンカーには、ホールの難易度を上げるためのものと、プレーの遅延を防ぐためのものがあります。
(クロスバンカーは、目的があってのコースデザインなんですね!)
それぞれの特徴と攻略法を見ていきましょう。
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ホールの難易度を上げるためのクロスバンカー
ホールの難易度を上げるためのクロスバンカーは、グリーン方向側のアゴが高く、ティーグラウンドからもはっきり見えるものです。
このタイプのクロスバンカーは、ホールの造形美を際立たせるとともに、プレーヤーにプレッシャーを与えます。
クロスバンカーに入ってしまった場合、グリーンを狙うのは困難です。
アイアンやウェッジで砂から出すことを優先しましょう。
砂にヘッドが刺さらないように、ボールをクリーンにとらえることがポイントです。
プレーの遅延を防ぐためのクロスバンカー
プレーの遅延を防ぐためのクロスバンカーは、砂地が平らでアゴが低いものです。
このタイプのクロスバンカーは、ティーグラウンドから見えにくく、油断してしまいがちです。
しかし、このクロスバンカーは、危険地帯が近いことを警告してくれるものです。
右にクロスバンカーがある場合、右に飛ばしすぎると崖やOBゾーンに行ってしまう可能性があります。
クロスバンカーに入ってしまった場合、フェアウェイウッドやユーティリティで飛距離を出すこともできますが、リスクが高いです。
砂に沈んでいる場合や、アゴが高い場合は、ウェッジで出すことに専念しましょう。
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まとめ
クロスバンカーは、ゴルフコースの戦略性を高めるハザードです。
ハザードであるクロスバンカーに入らないように、ティーショットの飛距離や方向をコントロールすることが重要です。
意に反してクロスバンカーに入ってしまった場合は、状況に応じてクラブ選びや打ち方を工夫しましょう。
クロスバンカーからの脱出は、砂の硬さやアゴの高さによって変わります。
砂の上からボールをとらえる感覚を身につけることで、スコアを落とさないようにしましょう。
力みは禁物です!
バンカーは、ゴルフコースに必要な要素です。
バンカーを攻略することは、ゴルフのスキルや楽しさが増します。
醍醐味です。
しっかりとバンカー向き合い、自身の戦略をたてて挑みましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます!
それでは、またお会いしましょう。
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